ツインは2人で1つだから
私たちはお互いそれぞれ1人でやらなきゃいけないこと、手放さなきゃならないものがあったので物理的に離れることを選んだ。
たとえ体は離れていても、心はいつでも一緒にいたから何とかやってこれた。
相手が隣にいない現実に、心と身体がボロボロになりながらも、2人が1つになるための共同作業を乗り越えてきた。
でもやっぱり気付かされることは。
私は彼がいないとダメで。
彼がいて私は成り立つ存在で。
彼がいないと私は始まらないのだということ。
こういうことを言うと、相手に依存しているだの自立しなさいなどと言う人がいるけど。
私に足りないものは彼がもっていて、彼にないものは私がもっているんだ。
お互いに欠けたものをもっているのはお互いしかいなくて。
それは事実なんだ。
心が体が、彼を呼ぶのだ。
2人で1つなんだよって訴えてくる。
彼に頼らなくても生きていけるようになることが「自立」というなら、私はそんなものはいらない。
クソくらえだ。
彼さえいてくれればそれだけでいい。
彼以上に望むものは私にはない。
彼と一緒にいれば何だってできる。
どんな困難だって立ち向かえるし、2人の力を合わせれば無限大だから。
それほど愛せる人に出会えたこと、命を、人生をかけてもいいと思える人に出会えて私は幸せだから。
依存と言われようが何と言われようがどうでもいい。
彼は私の命だから。
2人で一緒に生きる以外の道なんてもう残されてないんだ。
「彼に頼らなくても生きていける、大丈夫な自分」なんて想像したら恐ろしいし、なりたくない。
はたからみたら、狂気の沙汰だと思う人もいるかもしれない。
やっと、自分の片割れを、半身を見つけたんだ。
もう彼と出会う前の私には戻れない。
これを書いている最中も涙が出てきて。
私の魂が喜んでいるのがわかる。
そうだよ。彼と私で、2人で1つなんだよ。
彼がいない人生なんてありえないんだよ。
私はずっとずっとそれを望んでいた。
彼と一緒なら、たとえ地獄に落ちてもいい。
彼と一緒になること以上に大事なことなんて私にはない。
ここまで人を愛せることの喜びを知った私は本当に幸せだなと思う。